7/13-7/19(意味のない文章、夏)

とりあえずなにを書こうかなと思いながら、書く行為を書く行為と自覚しながらも、うわの空でかき氷を溶かすように文字を眺め、見える瞬間があったり、見えない連続になったりし、書くということを1週間に1回実行し続け、クーラーのモーター音a.k.a高速団扇仰ぎに胸焼けしつつ、書くことに苦しみながらも、書くことがあふれたり、消えてしまったり、ただ波がやってくるその時を待ちながら、とりあえず夏が来ましたと書きたいけど、夏ほど夏らしくない日々も続いていて、喧騒も復活しつつも、まだまだ喧噪ともいえない状況で書くだけが迫ってきて、書く文字をただただ流れる汗よろしく冷たい指が35℃を超え、熱くなる瞬間を待ちわびながら、冷やし中華の酸味に目をくらませながら、花火のきらめきを蝉のリズムに乗せてプールに飛び込む、その音こそ麦わら帽子の摩擦音、そう夏本番なんです。