1億総職人時代

毎日(日曜除く)リフォームは続き、少々ぐったり気味のキッチュ一人楽団です。
 今日はそんな職人さんの話です。いや毎日職人さんが来るたびに家は変わっていくのです。本当、職人さんというのはすごいものですね。優劣はあるでしょうけど「誰にでもができない」事を涼しい顔してやり遂げる、いやいろいろな価値観あるでしょうが惚れ惚れします。別に伝統を守り続ける堅物や、おしゃれでハイソなデザインを手掛ける新進気鋭のデザイナー、そんな人たちだけが、職人ではありません。勿論、町の大工さんもそうですし、果ては業績を確実に出し続けるいわゆるサラリーマンの方も職人といえるでしょう。
 僕の持論では、捨て駒にされず、周りに信頼され、常に何をすべきか考え、自分の仕事に誇りを持つ、そんな人々は全て職の人、職人だと思っています。そんなですから名前が有名になってもう考える事を放棄し、マニュアリティなトンコツラーメンを出し続ける「○系ラーメン」のような人は僕的にはもう職人じゃないなんて考えちゃうわけです。では。