片腕ドラゴン空飛ぶギロチン

 リフォームを終え、少し部屋を片付けつつ解放感の中でアホムービーを見る、これは紳士のたしなみでございます。 そんなわけで本日は映画の話。僕はテレビで放映するビビッと来た映画やみたかった映画を昼夜問わずビデオに撮り、それを後日見るってうのが趣味だったりするんだけど(テレビでやってるのはハリウッドどかーん物や超B級映画ばっかりでレンタル以上にくそ地雷ばっかりだけど)、そんな中おそらく先週夜中にやったであろう映画を見ました。その名も「片腕ドラゴン空飛ぶギロチン」。
 タイトルどおりアナーキーな映画であります。一応ストーリーは空飛ぶギロチン(キルビルでこれをモチーフにした武器が使われてるみたい)の使い手である盲目の老師は片腕カンフーに弟子を殺され、その怒りから復讐を決意するのだった。復讐の鬼と化した老師は執拗に主人公片腕カンフーを付けねらう。対峙する片腕カンフー、絶対絶命のピンチに編み出した奇策とは!?そしてクライマックスは!?ってなわけでそれは直接見るか僕に聞いてください。
 んで僕的ハイボルテージは途中の武術大会。そこに出てくるひと癖もふた癖もある武道家たち、最高です。不細工なムエタイ野郎、本当に腕が伸びるヨガの達人、なんか勘違いされているトンファーを持ち、隠し刃で殺す汚ねえ侍、モンゴル相撲なのに関節技を駆使し、あげくにアルゼンチンバックブリーカーのようなフィニッシュ技を繰り出すやつ、髪の毛で攻撃する弁髪拳の使い手etc...。主役二人も負けてない、壁を歩ける片腕カンフー、床屋のパーマかけるやつみたいなのを投げて頭にかぶらされてしまったら首から上を切りとばされてしまう空飛ぶギロチンを使う老師、すげえやつらばかりです。とにかく一度見てください。馬鹿らしくなれますぜ!!ってなことで以上アホムービーのコーナーでした。