連綿

 繋がりについて考える。勿論、家族や友達というのもそうだし、仕事仲間、そして音楽やってなければ出会えなかった人々、果ては町ですれ違っただけの人、そんな人たちと僕は同じ空気を吸い、同じ空を眺めている。しかし、相手を認識できる確率は非常に少ない。その中で、偶然に偶然が重なり、今の人間関係を築いている。少しの行動の違いでもしかしたら出会う相手の選択肢は変わっていったのかもしれない。何かそう考えるとものすごく尊いものだし、神秘的な気分になる。そして、僕は多くの人に支えられ、生きているんだなと感謝の気持ちでいっぱいにもなる。ああ生きている、否生かされてるなと。
 音楽に導いてくれる人がいた、発表する場を与えてくれる人がいた、応援してくれる人に出会えた、刺激を与え合う仲間に出会えた、音楽一つ取っても全ては出会いの連続、繋がりの連続によって形にする事ができているのだ。出会い、そして繋がっていく事、本当感謝します。