嫌がらせとしか思えない詩

 プラズマの光に包まれて、うにょうにょ蠢く回虫電灯。あくびをしすぎた便器に飲まれ、開くまでぐちょぐちょサナダ虫。さっくり割れた軋みからあえぐ声はまるで陰核に群がる寄生虫。蛾の大群、烏の死骸、飛んだ猫の首から蝿、そして充血、眼に群がるゴキブリの糞。

眠い、かゆい、飯まだか? ...なんにしても血が止まらない。
 さあ終わりだよ、みんなで笑ってピンクの明かりが最高だ。 噛んだ 噛んだ 舌噛んだ ブッシューッ。笑い声、笑い声、笑い声。