うっとうしい文章

 悪魔の粉はわたしの脳天をつきさし、右脳・左脳、そして思考という名の志向を奪っていく。やがてその気だるい感触は体全体にいきわたり、わたしはまるで類人猿が餌を探し、転がり続けるように、目を掻く事のみに没頭していく。またもう一つわたしを悩ますものは、鼻の下からぶら下がる鍾乳洞。それはわたしの中をかけずりまわる幾匹ものダニ。不快感の触手は、伸びるように二乗されていく。


まあそろそろ花粉も舞い出したし、花粉症の方、つらいよねって共感を呼ぼうとした文章でした。