banana

 今知った事です。あんま1つのライブハウスに肩入れするのはどうかとは思いますし、縁も所縁もないので書くのはいかがなものかとは思いますが、熱いものがこみ上げて来たので書かせてもらいます。
 大阪は梅田のライブハウス「バナナホール」が親会社との交渉決裂により4月の頭を持って取り壊しが決定しました。しかし、取り壊しを望まないファンの声によりスタッフ一同、所縁のミュージシャン達が、篭城フリーライブを始めたそうです。
 伝統のライブハウス。そこでの存続を求める声。それに呼応するスタッフ達。まるで学生運動のような美しさだ。確かに子会社である以上、親会社の言う事は絶対だ。それはなによりも子会社の宿命だ。正義はそっちにある。しかし、熱意による篭城フリーライブ。親会社に響くかどうか分からないが、続ける事の意義。なんか正しさとか間違いとかいうものを飛び越えた熱いものを感じます。
 小声になってしまいますが、場所によっては大手企業の税金対策のようなハコもあると聞きます。それがスタッフにまで行き渡り、ハコで地域、そしてミュージシャンを育てようという意気がないハコもあると聞きます。バナナも親会社があるという事はそっちサイドにとってはおそらく税金対策だったのでしょう。しかし、子側に熱意がありすぎたのです。でも文化ってそういうことだと思いませんか?そういうふうになれ、経済を超えるってことは美しすぎませんか?なんか柄にもない事書いてしまいましたが、思ったままの感想でした。見てないと思いますがバナナホールのみなさん頑張ってください!!