常識という名の厄介な十字架

 つまらないことをやるよりはみな面白い事をやりたい。だけど時につまらないことを人は選び取ってしまう。その価値観を排除できれば常に面白いことを選び続けられるはずだが、色々な葛藤が邪魔をする。
 弱いと言える、つまりはそういうことだろう。あまりに面白すぎると人は不安になってしまうのだ。
 ちょっとした不安とちょっとした安心、このバランスによって人は成り立ってしまう。そこを抜け出せれば人は天才になれるのかもしれない。常識というのは予想以上に厄介だ。僕にも、あなたにも、そう、いつまでも人を幼年時代ごっこ遊びに縛り付けてしまう。