ふと思ったんですが、楽器を楽器として聞かなかった頃、ドラムをドラムとして、ギターをギターとしてきかなかったころ、どういう風に音楽って聴いていたんだっけなと思いました。
 中学高校で例えばバンドを始めたとして、その前どんな瞬間をもっていい曲だ~とか言ってたんだっけなと思いました。
 「メタリックでかっこいいギターの音だね~」とか「リヴァプールサウンドにインスパイアされた才能あふれる若き3人組」とか言わなかった頃です。

 いつのまにか音楽耳になっている事は確かです。音楽好きな皆さん(こんな最底辺のマニアックなブログ読んでいる時点で嫌いとは言わせない)、そして我々演者。

 そう考えると理屈をすっとばしていい曲だ~と言わせているCHRGE&縄文とか、大室テキヤアメリカンオールスターズとかはすごいなと思います。

 彼らの多くのファンは音楽とか取り立てて好きな人じゃありませんからね。その人たちが好きなだけで。

 僕はめんどくさいからいいですが、売れたい方々、リフ研究とかテクとか磨かず、もしかしたらヒントはそこら辺かもしれませんよ~。

 イエス、ロックンロール!!!