昨日は久しぶりに前ユニット「.％０」の片割れサトウと飯。今彼は仏教を勉強中なのだが、なかなかアグレッシブにその道を研究中。わりと自由な考えを持つ彼は凝り固まった思想の仏教連中に少し嫌気を示す。もっと自由に考えられないのかと思っているそうだ。まあ簡単に言えば、自分達にとって絶対の価値観を持ち、異質の価値観を完全に拒絶しているような事だ。どこの業界でも言えること。音楽でも凝り固まった人のスピーカーからはそのジャンルの音楽しか流れない。他のジャンルを聞いてみようともしない。ジャンルってなんだろうねって感じではあるけどね。まあ確かにこれ好きなんですよと自分を定義しちゃえば楽は楽なんだけどね。道を極めている気にもなれるし。でも僕はそればっかだと飽きちゃうしつまらないなと思っちゃいます。みんなオタクを嫌悪するけど実はオタクになりたがっていると思いますよ。その道のプロという名に姿を変えてね。
んで今日は劇団員の友達（年上）の公演を見に、中野に行く予定。演劇というのは実は初めてなんで非常に楽しみ。恋愛物語と言う事であまり得意な分野ではないけど、友達の演技力、そして集団でつくりあげるいろいろな事がはまる瞬間をしっかり目に焼き付けてきます。また開演時間前の中野ブロードウェイ巡りも楽しみだな。あそこは人間観察するだけでも楽しい。郵便局の人に「ねえこのはがきはどこ行くの？」とずっとついていって聞いている２０代ぐらいの女性や目隠し（たぶん目のところは開いているけど）で普通に歩く男、また中年男性でサングラスにサッカーシャツ、ボールを抱え、靴はミキハウス、それでもって読んでいる本はチャイルド・ホモ漫画。
そんな人ばっかり目撃しちゃっている。中野は刺激的な町である事は間違いない。さあ行きますんで報告でした。
