もろもろにんげんだもの

 色々な尺度があるし、色々な常識がある。だから悪さなんてできやしない。偉大なる王子は西よりやってくる、ブラウン管にくぎづけ「馬鹿なやつらだ」って具合にスーツを着込んでお出かけ。「馬鹿なやつらだ」ぼろを着て、突っ張ってみせてばかなやつらだ。
 作られる常識に人間は抗えない。だから経済は成り立っているんだ。だから政治は成り立っているんだ。あっ、これが表現者の常識!? 馬鹿なやつらだね。 思うよ、ほんと。だから歩くしかないんだね。縛り付けられながら、ちょっとの疑問で日常生きて、そういつかそれすら忘れちゃうんだ。 僕らは人間  ルールにのっとり焼身自殺。